この世に生を受けて2か月経ったトラタロス。人生初の病院デビュー&予防接種デビューを果たし、予防接種ではロタウィルスの生ワクチンを飲ませてくれる看護師さんに良い顔をしていた。そんな生後2か月のトラタロスで気になっていたことを紹介したい。
目次
生後2か月のトラタロスについての悩み
悩み ミルクを飲まなくなった!ゆるトラの父と2人でお留守番ができない
トラタロスはミルクを飲むとうんちが出しづらいようで、なかなかうんちが出ないのは親としても不安で完全母乳を頑張っていた。また、私自身も胸が張りやすいので授乳する方が有難いのである。これでもう心配はないと思っていたのだが、今度はその弊害が出てきたのである。それがミルクを飲まないということである。
ゆるトラの父にお願いして、いつも1人で整骨院に行っていたのだが帰ってくるとトラタロスの声が枯れているのである。どうしたのか聞いてみると以下のような状況だったらしいのだ。
- ミルクを作っている間ギャン泣き
- でも粉ミルクを飲まない
- ミルク缶も飲まない
ミルク缶とは、缶を開けて哺乳瓶に移し替えたらそのまま常温で飲めるミルクのことである。消費期限が1年程あるので、非常用に買っておくと安心である。ゆるトラの父は粉ミルクを作っている間に泣かれるのが困るので、試供品としてもらったこのミルク缶で試してみたそうなのだが1滴も飲まなかったそうである。その後、試しに粉ミルクを作って飲ませてみるも飲まなかったのだ。完全に母乳一筋の赤ちゃんに成長してしまった訳である。(実はその後、友達がトラタロスに会いに来てくれた時に私が粉ミルクで作ったミルクを飲ませた時は飲んだのである。飲ませる人にもよるのだろうか。)
調べてみると粉ミルクを嫌がる赤ちゃんは意外といる様で、メーカーを替えてみたら飲んだりするそうだ。授乳が必要な赤ちゃんを保育園に預ける場合、粉ミルクを飲むのは必至なので色々とメーカーを替えて試す必要がある。しかし、トラタロスは1歳前後に保育園に預ける予定なので、メーカーを替えて試すことはせずそれまでに卒乳させようと心に誓ったのである。
生後2か月のトラタロスについての心配事
心配事① 成長が半月遅れから1か月遅れになった
育児書に生後2か月からするようになると書かれているのはハンドリガードとこぶしをなめなめ。しかし、トラタロスは全く自分の手の存在に気付く気配がなかったのである。大人が「これがトラタロスのおててだよ~」と見せてもダメなのだ。今でもよく寝る子だが、この頃も1日の大半を寝て、起きているときはぼーっとしているかおしゃべりするかのいずれかだった。自分の手の存在に気付いたのはもうすぐ生後3か月に入ろうかという時期であった。
そこからは育児書に書いている成長よりも1か月程度遅れが出ているので、それくらい遅れているのだと思うようになったら気にならなくなった。むしろ生後1か月で半月程度しか遅れが出なかったのは奇跡だったのである。
なお、調べてみると早産児の発達や成長は実際に生まれた日ではなく、元々の出産予定日を基準に考えていく必要があるそうなのだ。これを修正月齢と言うそうで、トラタロスの場合は1か月早く生まれてきたので生後3か月になって生後2か月の事ができるということである。そう考えるとトラタロスは教科書通りに成長していたというわけである。
しかしそもそも正期産でも成長の遅い子、早い子と言うのはいるので気にしすぎなくて良いのだ。トラタロスは早産と言ったって正期産間近の早産である。しかも体重なんかは36週にして3000g超えである。トラタロスは単に成長がゆっくりしている子だと思うのだ。そして私が雑誌やらアプリやらの投稿された子どもの成長体験談を読んだ印象としては、成長が早い子の投稿が多いのである。子どもに教科書通りの事が起きてると嬉しくて投稿したくなる気持ちはすごくよくわかるし、標準よりも早いとちょっと笑い話として話したくなる気持ちもわかる。でも同じ月齢のママ友に言っちゃうと自慢話になっちゃうので不特定多数に言うのだ。(おばあちゃんが言っていた、「ひ孫が生まれたとただ報告したいだけなんだけど、自慢話に聞こえちゃうかもしれないから話す相手はものすごく慎重に考えるし伝え方もすごく気を遣う。」らしいので、同じ心境だと思う。)と、考えるとうちの子は来月そうなるのかな!くらいに思うようになった。
心配事②初めての予防接種で副反応が出た時にわかるか不安/病院に行くべきか判断がつかない
予防接種には副反応が出る場合がある。コロナのワクチンほどではないにしても、副反応が出る可能性があるのだ。しかし赤ちゃんはお腹が痛い、頭が痛い、熱っぽいなど言うことができないのである。何かあればすべて泣いて教えてくれるが、生後2か月は予防接種を打たなくたってぐずるのだ。しかもロタウィルスの接種後の冊子には「いつもより興奮させないでください」とまで書いており、予防接種を受けた当日はずっと泣かないように抱っこし通しでドキドキしていた。ここで学んだのは普段の赤ちゃんの様子を数字でも把握しておくことである。つまり単に様子を見るだけでなく、平熱や体重なども知っておく必要があるということである。この時は様子見だけで奇跡的に何もなかったものの、翌月以降は数字にもよくよく注意するようにした。
また、以下には翌日副反応かな?と思われる症状があったので下記に紹介したい。
下痢?(いつものうんちよりもゆるい気がする)
予防接種の翌日の朝、おむつを替えた時にうんちがサラサラな気がしたのである。色は母子手帳に書いてある4~5番の色で問題がない黄色だったが、水っぽい気がするのだ。しかし生後2か月の赤ちゃんなのでそもそもうんちがゆるいのが当たり前で、下痢かどうか判断がつかなかったのが一番困ったことである。赤ちゃんの下痢がどんなものかネットで画像やら文章やら検索したのだが、病気由来の下痢の症状ばかりでトラタロスが病院に行くレベルの下痢なのか全く分からなかった。副反応で見られる「ちょっとゆるいかも?」くらいのうんちはなかなかヒットしないのである。色々検索した結果、わかったのは下記の通りである。
- いつもよりゆるかったら下痢(おむつにすぐ吸収される水っぽいうんちは確実に下痢)
- 母子手帳の1~3番の白っぽい色だったらノロウィルスの可能性があるので病院に行く
- 色に問題がなく、下痢をしてもご機嫌だったらしばらく様子を見る
- 2、3日経っても下痢が出続けたら病院へ行く
- 下痢をしたら脱水症状が起きないように気を付ける
幸い色には問題がなく、その日の内にうんちが元の固さに戻ったので病院に行かなかったのだが、初めての症状でかなり不安だったのを覚えている。元の固さのうんちが出るまでかなりドキドキして、なんなら2時間おきにうんちしてくれないかなとさえ思ったくらいだった。
しかし今はトラタロスは寒さでも下痢(ゆるいうんち)をすることが分かり、もはや慣れたものである。今の所、色に問題があったり何日も続くような下痢にはなったことはないが、気を付けておきたい事項である。
体で熱がこもっている気がする?
予防接種の翌日、何となくトラタロスの体が熱かったのである。そもそも発熱って何度だろうとその時調べ、「37.5度以上」と言うことが分かったのだが、「平熱より高かったら熱です」という記事を見つけてトラタロスの平熱を知らないことに気付きと途方に暮れたのだ。しかし結局何度も熱を測っても36度台で熱は上がらなかったので良しとした。念のためその日はトラタロスは外出させず、丁度その日は母が遊びに来てくれていた日だったので、買い出しは母に預けて1人で行った。
この時大切だと思ったのは以下の通りである。
- 子どもの普段の平熱を知っていること
- 予防接種翌日は外に出なくて良いように準備をしておくこと
赤ちゃんの発熱は37.5度以上の事を言うそうだが、その前の段階に「微熱」というものがある。微熱は大体37度くらいのいつもより高い体温の事を微熱と言うそうなのだが、これは赤ちゃんの通常の平熱を知っている前提である。遅すぎる感はあるが、予防接種の翌日からしばらくの間は熱を測り、平熱がどのくらいなのか遅ればせながら知ったのだった。
最後に
特に初めての予防接種は副反応もそうだが、親としては予約時から取りこぼしがないかドキドキものである。何度も母子手帳を確認し、自治体から送られてきた月齢別のスケジュールを確認し、予防接種の予約画面を何度も確認した。(今も予約はかなり緊張する。)ちなみに予防接種は神経の発達と共に痛みを感じるようになったらしく、今では接種後にトラタロスに「こんなことをさせるなんてアリエナイ」という目で見られる。初の予防接種ではちょっと泣いたくらいだったからと軽く考えてはいけないのだ。
なお、初めて予防接種の予約を考えている方は下記記事も参考にしていただけると幸いだ。
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