お散歩デビューとお風呂デビューを果たした生後1か月のトラタロス。1か月健診で成長が順調という太鼓判を押されたこともあり、新生児期よりも気になることは減ったものの悩みがないわけではなかった。今回はトラタロスが生後1か月の時に心配していたことを紹介する。
目次
生後1か月のトラタロスについての悩み
悩み①ぐずって寝ない
生後1か月のトラタロスに出てきたもの、それは3時間(場合によっては4時間)のぐずりタイムである。しかも大体が夜8~9時から始まる。たまに11時から4時間ぐずったりするのだが、魔のぐずりの時間と称していた程とにかく眠れないので親としては辛いのである。
トラタロスはどんな様子かというと、わーっと泣いておっぱいを飲み、飲み終わったらうとうとするものの何故かまた起きてわーっと泣く、というのが3~4時間続く。その時とにかく寝てもらうために以下をひたすら繰り返し、大体合わせ技で対応していた。(これだけやっても3時間は寝ないのである。)
- 立って抱っこ(座ると泣く)
- (筋力の限界が来るまで)スクワットであやす
- 腕の中でとにかくゆらゆら揺らす
- ひたすら話しかける
- 歌を歌う
大体は①と④、②と⑤などあやしながら話しかけたり歌うのが常である。トラタロスはとにかく揺れていたり動いていないとご不満だったのだ。満足して頂いた上で話しかけたり歌ったりすると、安心するのかうとうとし始めるのである。どうやら親(特に母親)の声に安心するようなので、話しかける内容が尽きたらとにかく歌っていた。しかし、フルコーラスで歌える歌はいざとなったら出てこなかったりして、同じ歌を何度も何度も歌い続けていた。ちなみに何度も歌い続けた結果、寝る歌と認識したのか一番効果があって眠りにつきやすかったのはゆずの「夏色」である。ただしうとうとしてそろそろ寝てもいいかな、というタイミングを見計らって歌わないと眠らなかった。
結局解決策はなく、トラタロスが成長するにつれてちょっとずつ泣かずに眠ってくれるようになった。
悩み②抱っこしないと寝ない
いわゆる「背中スイッチ」というものが発動し始めたのが生後1か月だった。トラタロスは抱っこしていないと寝ないので、夜大人が寝たい時はとにかく腕の中で30分以上眠ったのを確認してからでないと下におろせないのである。また、里帰り中だったというのもあり、とにかくお昼寝はずっと抱っこしたままで一度も降ろさなかった。そのためトラタロスがお昼寝中はずっと実家にある漫画を読み漁っているか、一緒に抱っこしながらお昼寝をした。(産前1か月・産後1か月の計2か月里帰り予定がトラタロスが1か月早く生まれた分、トラタロスが実家にいる期間が1か月長くなったのだ。)
周りからは抱っこ癖がつく、などもよく言われたがまだこの世に生を受けて1か月しか経っていない赤ちゃんにとっては親に抱っこしてもらうのが安心なのは当たり前だと思うので気にしないようにしていた。大人になったら抱っこされていないと眠れないなんてことはないので、今だけだと思ってとにかく前向きにとらえるようにしている。
悩み③お散歩に抱っこ紐もベビーカーも嫌がる
お医者さんのOKも出たことだし早速お散歩デビューがしたい、と思っていた生後1か月。私のお散歩の理想としては抱っこ紐かベビーカーでトラタロスを連れ出し、「これが〇〇の花だよ~」とか話しながら歩くのである。そのため抱っこ紐もベビーカーも首が座っていない赤ちゃんでも使えるものを用意していた。しかし現実は抱っこ紐もベビーカーも泣いて嫌がったのだ。
今でこそベビーカーも抱っこ紐も嫌がらないが、生後1か月で親もベビーカーと抱っこ紐が初体験なので泣かれると使い方が間違っているのかと怖くて使えなかったのである。結局、この頃は抱っこ紐もベビーカーも使わず抱っこでお散歩をすることになり、腕の筋肉がもつ時間内でしかお散歩に行けなかった。ちなみに、ベビーカーに慣れたのは生後2か月くらいでとにかく外出の時は常にベビーカーに乗せていたら、初めは泣いていたものの揺れが楽しいのか動くと大人しくなるようになった。また、抱っこ紐は生後2か月になって改めてYoutubeで使い方を確認しながら試しに使ってみたら何も言わずに抱っこされたのである。とはいえちょっとまだ違和感があるようで抱っこ紐を嫌がる日もある。
生後1か月のトラタロスについての心配事
心配事①頭の形がいびつで向き癖がついている
新生児から生後1か月のトラタロスの頭は右側が平べったく鋭角の三角形のような形をしていた。恐らく産道を通るために頭蓋骨が変形してこうなったのだろうが、右側が急斜面になっている分トラタロスは右に向く癖がついていたのである。これは生まれた時からずっとで、右に向きすぎて右耳に汗が溜まって湿疹ができてしまったほどである。そのため、ゆるトラの父に黙って密かに頭蓋骨の矯正ヘルメットや枕をした方が良いのだろうかと色々調べていた。結局しなかったのだが理由は以下の通りである。
- そもそも病院に行く気力と余裕がない
- 自分が絶壁だが、髪の毛が生えているので触ってみないと全く絶壁だとわからない
上記の通り、毎夜毎夜魔のぐずりタイムがあるので、病院に行って頭の形がいびつなんですと相談に行く気力が一切なかったというのが正直なところである。また私の体験談としては、学校の授業で絶壁という言葉を習ったときに初めて自分の頭を触って気付いたくらいで、髪の毛が生えていれば全く気にならないのである。更に、しばらくトラタロスの様子を見ていると生後2か月あたりから頭が急に発達し始め、発達に伴い頭に丸みが出てきていびつな形が目立たなくなったのだ。よほど目立つようならと思っていたが、段々と目立たなくなってきたので今の所矯正予定はない。トラタロスが将来スキンヘッドになったら頭の形が完全な丸じゃないな、と気付く程度の丸みになったのである。
また、向き癖については首の筋肉が発達してきて左や真上を向けるようになってからは、頭蓋骨の形に関わらず好きな方向を向いているように思う。やはり右に向いていることが多いが、頭蓋骨の形の影響よりも右側の神経の方が発達して右側が気になるからのように見える。
心配事②うなる
うーんとうなるというよりも、んー!と叫んでいる感じだった。起きている間だけでなく寝ている間もうなっているので、隣で寝ている身からすると何かあるのではと気になって眠れないのである。調べてみると下記のような説があった。
- うんちをしたくて踏ん張っている
- 特に意味はないがうなっている
- 体中の血を頑張って巡らせるためにうなっている
実際何故うなっているのかは不明だったが、ここで言えることは色々と説があるものの生後1か月の赤ちゃんはうなることがあるらしいのである。なので気にしすぎなくて良いということである。また気付いたらこのうなりはなくなっていた。きっとどこかが成長してうなる必要がなくなったのであろう。
最後に
子どものためにできることをたくさんしてあげたいと思いつつ、生後1か月では判断しかねることが沢山あるなぁというのが経験してみた感想である。特に頭の形は当時はものすごく気になっていたものの、少し見守っているだけで大分変わるのだ。成長という伸びしろをすっかり忘れて今の時点で判断しがちだが、緊急ではないことは少し成長を見てみるのも良いかもしれない。
他の月齢の悩み・心配事はこちら。
0歳児赤ちゃんについての悩み・心配事<月齢別まとめ>