前駆陣痛と本陣痛の違いがわからないけど本陣痛と判断した理由!36週(予定日より1か月前)だけど本陣痛が来た…!

Eyecatch-Zintsu

私が本当に困った話を紹介したい。というのが題名の通り前駆陣痛と本陣痛の違いがわからなかった話である。トラタロスはいわゆる早産だったのだが、36週にちゃんと陣痛が来て出産したのである。しかし36週で誰が本陣痛が来ると思うだろうか。予定日よりも1か月前に鈍い痛みが来て、本陣痛と判断した理由を含めた体験談を紹介したい。これから出産を控えている妊婦さんを怖がらせるわけではなく、実際にこういうこともあったという参考程度の話として読んでほしい。

それぞれの陣痛について

私は陣痛が来た時、まだ36週だったので陣痛は正期産の時期になったらちゃんと勉強しよう~と思って何も知らなかった。今の私が言えることは、早産でも陣痛がきちんと来て出産をする可能性があるので早めに知っておいて損はないということだ。何故なら、本陣痛が来た時私はまだ自宅におり、出産予定の病院は自宅からだと1時間半以上かかる距離(里帰り先)だったのだ。小さい痛みでも本陣痛かも、と気付いたから間に合ったものの、動けないほどの陣痛でやっと本陣痛と判断していたら病院の到着が間に合わなかった可能性があるのである。

前駆陣痛とは

前駆陣痛とは、臨月に出産の準備として子宮が収縮することで起こる腰痛や腹痛のこと。人によっては生理痛のような痛みを感じたり、かなり痛みを感じることがあるそうだ。また、お腹の張りを感じることもある。

本陣痛とは

10分以内に規則的に、もしくは1時間に6回以上繰り返す子宮収縮のことで、出産につながる痛みのこと。これが世間一般的に言われている「陣痛」である。初めは不規則な痛みで、そこから痛みの間隔が短くなり規則的にかなりの痛みを感じる。「鼻からスイカが出る痛み」と言われるのはこの痛みの事である。

本陣痛と前駆陣痛の違いが分からないけど本陣痛と判断した理由

お腹が何となく痛いなと思っていた時に調べたところ、一般的には前駆陣痛と本陣痛の違いは下記のような違いがあるらしい。

  1. 前駆陣痛は不規則な痛み。本陣痛は規則的な痛み。
  2. 前駆陣痛は気付いたら痛みがなくなっている。本陣痛はどんどん痛みの間隔が短くなる。
  3. 前駆陣痛は耐えられる痛み。本陣痛は耐えられない痛みだからすぐわかる。
  4. 本陣痛が来る前におしるしや破水することがある。
  5. 前駆陣痛は温めたら痛みがなくなることがある。本陣痛は何をしても痛い。

私の場合、①~④は全くぴんと来ず⑤を探し当てるまではずっと前駆陣痛だと思っていた。特に①の規則的な痛みについては3分間隔になるまで規則的にならず、前駆陣痛だと思っていたのだ。また本陣痛の耐えられない痛みというのも、いつからの話かによるだろう。人によって耐えられない痛みのレベルはさまざまである。実は私の場合は、出産直前の1分間隔になるまで生理痛のような痛みだけだった。そのためもしこの痛みが来るのを待っていたら、まだ里帰りもしていなかったので病院まで間に合わなかっただろう。
個人的に「もしかしてこれって本陣痛かも…」と判断しやすかった基準(理由)は⑤である。お風呂に入ってみても一切痛みが引かなかったのだ。本当に判断に迷って破水もしていないようであれば、お風呂に入ってみて⑤を試してみてほしい。それでも痛かったら恐らく本陣痛である。(多分)

実際の体験談

陣痛が来た時期

私が痛みを感じたのは36週の時である。痛みを感じた前日に妊婦健診を受け、妊娠高血圧症候群・妊娠糖尿病といったいわゆる妊娠中毒症の兆候が出てきているから、なるべく早めに産めるようによく運動をして体重も増やさないこと、と厳しく言われていた時期である。

陣痛が来たタイミング

私は前日よく運動しなさいと言われたこともあり、その日は本棚の本の整理をしつつ、スクワットも混ぜて胎児のトラタロスが下りてくるよう運動していた。お腹が痛いなと思ったのは本の整理が大体終わった15時頃である。その時の痛みは動けないほど痛いわけではなく、しくしく下腹部が痛く張りを感じる痛みだった。何度も痛くなるので念のため陣痛の間隔を測ってみたところ6分おきだったり8分おきだったりと不規則だった。また36週でまだ正期産の時期にもなっていないし、破水もしていない。お腹が痛いのは前駆陣痛だと思い、そこから明日の夜ご飯はハンバーグにしようとスーパーに買い物まで行ったのである。

病院に連絡したタイミング

19時頃に夜ご飯を食べたのだが、その頃も痛みがなくなる気配がなかった。先程紹介した本陣痛と前駆陣痛の違いを色々と調べていたのだが、ものすごく痛いわけではなかったので前駆陣痛か本陣痛か判別がつかないのが正直なところだった。ただ、本陣痛を経験した先輩ママたちの体験談を読んでいると、「本陣痛は動けないほど痛い」だったり、「本陣痛は前駆陣痛と全く違うのですぐわかる」といった声が多かったのでどちらかというと前駆陣痛だろうと思っていた。とりあえず痛みが引かないので、本陣痛と前駆陣痛の違いである⑤を試してみようと20時頃にお風呂に入ったのである。しかし、お風呂に入って温めたら痛みが治まるどころか、腹痛だけでなく腰痛まで出てきたのでこれはまずいのではと思い、お風呂から上がったら病院に連絡をしたのだった。
「初産婦で前駆陣痛と本陣痛の違いが分からないんですが、腹痛だけでなく腰痛も出てきたのですがこれは本陣痛でしょうか」と質問形式で電話をしたら、私の質問は一切無視され病院までのかかる時間を聞かれた。まだこの時は里帰りをしておらず、病院に到着するまでに車で1時間半くらいかかると伝えたら「すぐに病院に向かってくれ」と言われて病院に向かったのだった。
この時、電話口からただならぬ気配と緊張が伝わってきて、怒られそうで言えなかったのだが気付いたら陣痛の間隔は3分半間隔だったのである。後から調べてみると陣痛の間隔が3分半というのは早い人だったら子宮口が全開になっても良いタイミングだったのだ。恐ろしい…

病院について診察を受け、子宮口4センチと言われる

病院に着き、助産師さんが早速診てくれたのだが「あ、子宮口4センチですね。朝の5時くらいには生まれると思います。」と言われたのである。つまり今までの痛みは前駆陣痛ではなく本陣痛だったのだ。そのまま言われるがままに入院着に着替え、陣痛を計測され、夫に実感がわかないままとりあえず朝方出産らしいとLINEを送ったのである。

後から思い返したら出産の兆しだったかもしれないもの

血の混じったおりもの

実は、陣痛が来る前日までに2、3日程血の混じったおりものが出ていた。心配だったので健診ついでに病院に行ったのだが、その時は特に異常はないからこのまま出産の準備をするようにと言われた。今思えばおしるしだったのかもしれないと思わなくもない。調べてみると、大量出血ではなくおりものに血が混ざる程度でも早産の兆候として見られるそうだ。しかしその時は36週だったので、何かの拍子で出てきてしまった単なる不正出血だと思っていたし、恐らく先生もそう考えたのだと思う。

最後に―まとめ

私の早産のイメージと言えば、破水で気付く、大量出血で緊急入院してそのまま出産になる、など何かしらあって生まれるものだと思っていた。しかし、実際は早産でもきちんと陣痛が来て出産することもあるのだ。
特に初産婦にとって前駆陣痛と本陣痛の判別ができるかどうかはかなり不安である。とにかく、不安に思ったら病院に行って大丈夫なのか大丈夫ではないのか診てもらうに越したことはない。私の場合は子宮口がなかなか開かず破水もなかなかしなかったので、陣痛が3分間隔になっても車の中で生まれそう!とはならなかった。しかし、もしこれでもっと早くトラタロスが生まれようとしていたらと思うと恐ろしい限りである。また、移動が夜中だったので1時間半で着いたが、お昼・夕方の混雑時や里帰り先がもっと遠かったらこんなことでは済まなっただろう。里帰り出産をするのであれば産休に入った時点ですぐに里帰りをしておくことをお勧めする

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