子どもが生まれたらショートヘア、髪を乾かす時間が惜しいから短いのがおすすめよ~と言われたことはないだろうか。もちろん髪が短ければ短いほどお手入れする時間も短くなるのはわかっているのである。しかしくせ毛さんにとって気軽にショートヘアになんてできないのだ!!私は今も昔も絶対にショートヘアにしたくないくせ毛人間である。そんな私が手間を減らしつつもくせ毛が目立たない、個人的に良かった髪型を紹介したい。
目次
くせ毛さんには髪が結べるくらいのボブ~ミディアムの中間(肩より上)が良かった!
髪型の変遷(ロング→ミニボブ→ミニボブから伸ばし中)
私はくせ毛が気になるので元々ロング派だった。また、私は伸ばせば伸ばすほど毛先がくるくるするので、パーマをかけていなくてもパーマをしているおしゃれさん感が出るので好きだったのだ。(ただのはったりおしゃれなのでわかる人にはばれていたかもしれない。)しかし出産後、里帰り中までロングにしていたが、どうしてもロングだと支障が出てきたので里帰り後は思い切ってミニボブにしてみて、そこから伸ばしている。
【ロング】育児中に気になったこと
個人的にはロングをキープしておきたかったが、ロングでどうしても下記のことが気になったのである。
- 夜中の授乳と寝かしつけの時に髪の毛が赤ちゃんの顔にあたる
夜中の授乳と寝かしつけの時に髪の毛が赤ちゃんの顔にあたる
日中は髪をゴムで結んでおけばよかったが、夜中に授乳で起きた時は髪をくくる気も起きない。そんな時に授乳や寝かしつけの抱っこをするためにちょっとうつむくと、髪の毛が肩から流れ落ちて赤ちゃんの顔に髪が当たり、赤ちゃんがそわそわするのである。その度に何とか髪を肩にかけたり髪が落ちたりしないようにするのだが、段々と授乳が変な態勢になり肩が凝ってきてしまったのである。
なお、子どもが1人で低月齢期であればまだドライヤーの時間は確保できるので困らない
髪が長いと髪を乾かす時間がないということだったが、子どもがまだ1人で小さければ髪を乾かす時間くらいは作れるので髪を乾かせない…と言ったことにはならなかった。泣いていても「もう少し待ってね~」とざざっと乾かすくらいはできた。また、Youtubeでもドライヤーの音が出ている通り、乳幼児は胎内音に似ているドライヤーの音が好きなのでドライヤーの待ち時間はおとなしいようである。実際に、トラタロスは泣いていてもドライヤーを付けると泣き止むことが多い。恐らく髪を乾かす時間が足りなくなるのは、子どもが2人いて目が離せなかったり、1人でも子どもが大きくなって動きが活発になったくらいのもう少し月齢が高くなった時かと思われる。
【ミニボブ】育児中に気になったこと
里帰りから帰り、ショートにする勇気はなかったのでミニボブにしてみた。ちなみにミニボブにしたのはヒルナンデスでくせ毛さんでもこの髪型なら大丈夫という話をしていたからである。そこで思い切って切ってみて、ぎりぎり髪が結べるか結べないかの長さになった。しかし、くせ毛ということもあり下記の事が面倒になったのである。
- 髪が広がらないようにヘアオイルをつける必要がある
- 外出するのに毎度ブローやストレートアイロンで髪を整える必要がある
- 入浴中に子どもを洗う時や入浴後に子どもの保湿をすると髪から水が垂れてくる
正直①と②は育児中だろうがそうでなかろうが必要な事なのだが、子どもを泣かしてまでヘアオイルやストレートアイロンをする気にならなかったというだけの話である。ゆるトラの父などあやしてくれる人がいればまた別だが、2人きりの時にちょっと待っててね~と泣いているトラタロスを置いて髪を整えるにはちょっと時間がかかったのだ。
髪が広がらないようにヘアオイルを付ける必要がある
ヘアオイルを付ける習慣がもともとある人にはあまり面倒を感じることはないかもしれないが、今までつけてこなかったので少々面倒に感じてしまったのは確かである。しかも美容院で切ってもらった直後にシュッとして見えていたミニボブも、家の手入れが悪いのか段々と広がってきてヘアオイルを付けているにもかかわらず何だかお手入れをしていないように見えるようになってきたのである。ささっと乾かすだけで整うストレートヘアになりたいものだ。
外出するのに毎度ブローやストレートアイロンで髪を整える必要がある
もちろん広がるくせ毛なのでちょっとした外出時でもきちんと整えないと寝起きのようなぼさぼさの髪に見えるので、お散歩に行くだけなのに毎度ブローやらストレートアイロンやらをしていたのだ。しかも枕の跡がついてしまう後ろ側はどう頑張っても素人ではうまくまとめられないのである…毎日お散歩に行こうとするのにトラタロスを泣かせてまで身支度を整えるのはなかなか心苦しい。更に毎日アイロンをしなくてはいけないので、髪が傷むのも気になっていた。
子どもと入浴中や入浴後の保湿をする時に髪から水が垂れてくる
子どもを洗う時や保湿する時に髪が濡れていると、うつむいた時に髪が落ちてきて水がしたたり落ちるのだ。髪も洗った直後ならぬるま湯がしたたり落ちてくるが、しばらくすると冷たい水が滴るのである。トラタロスにポチャンと落ちた時はかなり驚いたような顔をしておりその時冷たい水になっているのに気づいたのである。その度に髪を拭いたりするのは結構大変で、特に冬場だと赤ちゃんが真っ裸でいるので何とも忍びないのである。特にトラタロスはすぐにお腹が冷えて下痢をしてしまうので、髪を拭いている間にお腹が冷えたらと気が気でなかった。
【ミディアムより短め】髪が伸びてきて結べるようになったらベストに
ミニボブ失敗したかな~と思ってしばらくした頃、髪が伸びてきて何とか結べる長さになってきた。そうすると、結構便利なの事に気が付いたのだ。
髪を結んだら万事解決。身だしなみを整えるのも10秒に
髪が結べるので毎度アイロンをする必要がなくなり、パパっとまとまって便利になったのである。枕の跡がついていても、ちょうど髪を結ぶ所にあたって隠れたりもする。アイロンを温めて、気になるはねに何度も何度も当ててみたり火傷しそうになったり…というのがなくなり、髪の傷みも気にならなくなって嬉しい限りである。
また子どもをお風呂に入れる時も、自分が髪を洗い終わったらさっと拭いて髪を結んでしまえば水がしたたり落ちないのである。子どもを裸にする前に結んでしまえばタイムロスなく事が進んでいった。
授乳中や寝かしつけにうつむいても赤ちゃんの顔に髪がかからない
結べる長さになったものの、髪自体はまだ肩より上の長さなので耳にかけていれば赤ちゃんの顔にかかる程ではないのである。そのため、うとうとしてきたところに髪が当たってムズムズし始めた、と焦ることがなくなったのだ。授乳の態勢も整い、変な肩こりはなくなった。
髪を乾かす時間が短くて楽
そこまで髪は長くないので、ロングよりも乾かす手間は省ける。夕方の子どもを1人でお風呂に入れた後が一番個人的には疲れるのだが、そんな時にドライヤーは結構疲れる。しかし短いのでその疲れる時間も短くて済むのである。また、子どもを保湿中にちょっと乾いていたりするので想定よりも短い時間で乾かせるのだ。
特に今はトラタロスがドライヤー中に待てないということはないものの、時々ギャン泣きした時に短くて良かった、ということも何度かあった。
【余談】髪をくくるだけでママ友の中で紛れない
2度ほどマンションの赤ちゃんがいるおうちと交流させてもらったのだが、そこで困ったのが皆の顔(髪型)が似過ぎていて顔が覚えられないということである。親になると子どもの顔とその親の顔をセットで覚えなくてはいけないのだが、人の顔を覚えるのが苦手な人からすると至難の業である。しかも赤ちゃん同士で顔が似ていたりすると、それを抱っこするお母さんの顔で覚えておこうと見てみても、お母さん同士も黒髪のボブで前髪が長くて…と顔(髪型)がそっくりなのである。(一度間違って挨拶をしてしまったこともある。)今時のママさんの流行りの髪型は黒髪ボブの前髪長めのようだ。(サンプル数は少ない)
一方で意外と髪を結んだり、前髪を作ったり、髪を染めたりするのは少数派なようで、私はそれだけでばっちり1人だけお母さんの顔と名前を覚えられた。思ったより髪色が茶色の人は少なく、集まった時に目立つのでわかりやすい。お母さん同士、顔を覚えてもらおうと思ったら前髪を作るか、奇抜な髪の色にするか、髪を結んだりと髪型をちょこっと変えるだけで差別化ができるのだ。そしてこっちがあの人知り合いか自信がない…とちょっと挨拶するか迷っても向こうから声をかけてもらえるのでお勧めである。(ちなみに私は前髪があって茶髪で1つ結びである。)
ものすごく失礼なことを言っている自覚はあるので、ここだけのお話に留めておいてほしい。
最後に
ゆるトラの父は「ゆっくり美容院行ってきてもいいよ~」と言ってくれるものの、トラタロスがおっぱいを求めて泣いているのではないかと思うと時間がかかる縮毛矯正は手を出しにくい。また、出産直前も体に負担がかかるのでなかなか縮毛矯正をかけられないのではないだろうか。そんなくせ毛さんにはぜひ一度肩より上の、結べる位置のミニボブとミディアムの間をお試しいただきたい。