0歳の赤ちゃんにウケよしの買って良かった絵本BEST3(ゆるトラの母勝手にランキング)

赤ちゃんには沢山話しかけるのが良いと育児書で読んだものの、生後5か月あたりだとまだ言葉も通じない赤ちゃんに1日話しかけるのは難しい。早々に話しかけるネタが尽きたゆるトラの母は、話しかける代わりに読み聞かせをすることにしたのだった…
そんな訳で絵本を色々と読み聞かせた結果、買って良かった絵本を紹介したい。私は正直子どもが生まれる前は絵本はどれも同じに見えていた。内容が、というよりも月齢によって絵本に違いがあるなんて知らなかったのである。実際に買ってみて知ったのは0歳児向けの絵本の特徴としては、全体的に量が短い、1文が短い、話が複雑でない(1ページで内容が完結する)と言うことだ。実家に置いてあったとっておきの絵本(自分のお気に入りの絵本)は長すぎてすぐに0歳児は飽きてしまうのだ。一方で大人にとってはちょっとつまらない…そんな中、読んでいて大人も楽しい、飽きっぽい0歳児のトラタロスでも気に入ったそこそこ楽しい絵本を紹介したい。

ゆるトラの母が買って良かった絵本

第1位 なかよしだっこ だいすき! ぎゅっぎゅっ(まつお りかこ)

堂々の第1位はまつお りかこ作の「なかよしだっこ だいすき! ぎゅっぎゅっ」という絵本である。
赤ちゃん目線でいうと仕掛け絵本になっているので、1歳近くになるとページをめくって自分で遊べるようになる。トラタロスは仕掛けをめくるのが大好きで絵本は1年も経たずにボロボロになったくらいである。この仕掛け絵本の面白さに気付いた生後9か月くらいの時は、少しの間じっとしててほしい時に渡すと1人で遊んでくれていて大助かりだった。(効き目は5分ともたないが。)
そして読み聞かせをする親目線でいうと、なんといっても「だいすき!ぎゅっぎゅっ」というフレーズが心に染みるのだ。この絵本は色んな動物の赤ちゃんとお母さんもしくはお父さんがページをめくるたびに「だいすき!ぎゅっぎゅっ」としているだ。そんな絵本を読み聞かせながらゆるトラの父と一緒に何度もトラタロスをぎゅっぎゅっとしている。1歳を過ぎた今でも読み聞かせている絵本である。

第2位 しましまぐるぐる(柏原 晃夫)

第2位は赤ちゃん業界では有名な「しましまぐるぐる」である。噂通りの赤ちゃんウケばっちりの絵本だった。
生後5か月ごろから読み聞かせをし始めたが、日本語も何もわからない赤ちゃんにとって絵は重要な情報である。赤ちゃんが認識しやすい原色が使われたカラフルな「しましまぐるぐる」はトラタロスも興味深げにじっと見てくれていた。絵が可愛いく、意味不明な絵ではなくて何となくストーリー性のある絵なので大人も読んでいて楽しい。そしてトラタロスはしばらくして成長すると、最終ページの仕掛け(穴あきページ)に面白さを感じて遊んで楽しんでいた。更に、なんでも口に入れたがる時期・手先が不器用で物の扱いが乱暴な時期にも対応したボードブックなのがまた親としては大変助かるのである。他の絵本はカバーやページが破れたりしている中で、しましまぐるぐるはまだピンピンしている。

第3位 やさいさん(tupera tupera)

第3位はやさいさんである。第1位の「なかよしだっこ だいすき! ぎゅっぎゅっ」と似た仕掛け絵本なのでトラタロスウケするのではと思って買ってみたところ、「同じような仕掛けには飽きたぜ」といった態度で初めのうちはあまり反応は良くなかった。しかし、何となく面白くなさそうに(でも「読んで」と持ってくる所が可愛い)聞いているくせに、少し成長すると反応が変わったのである。1歳近くの音楽にも興味が出てきた頃、「やさいさん やさいさん だあれ」というリズムに反応を示すようになったのである。私が「やさいさん やさいさん だあれ」と読むと、それに合わせるように体を揺らすようになったのだ。本人もそのリズムに乗るのが楽しいのか、1歳過ぎた今ではお気に入りの絵本の1つである。絵本にしては面白さを狙ったページもあるので大人も読んでいて楽しい

第3位タイ じゃあじゃあびりびり(まついのりこ)

これも赤ちゃん業界では0歳児に人気と有名な絵本である。トラタロスも例に漏れず気に入ったようだった。
見開き1ページで物が動いている様子を擬音語で表している絵本なのだが、正直読み聞かせている大人からすれば何が面白いのかさっぱりである。しかし、面白いことに月齢によって気になる音が違うようなのだ。はじめのうちは水の「じゃあじゃあ」で笑っていたのが紙の「びりびり」に変わり、1歳2か月の今は踏切の「かんかんかんかん」というページがお気に入りである。そのため、この絵本の読み聞かせを始めてから5か月くらい経っているが未だに読んで楽しいようである。先述の通り大人にとっては何が面白いのかはさっぱりだが、読んでいるうちに子どものウケを狙って読み方を変えてみたり、絵本の擬音語の書き方が工夫されているので「作者はこう読んでほしいのかな」と想像しながら読むなど工夫のし甲斐のある絵本なのである

まとめ

というわけで、3冊に選びきれずに4冊の紹介となったがこれでも厳選に厳選を重ねた結果である。読み聞かせをする側はできれば自分も楽しめる絵本を…と思うが、やはり0歳児と大人では面白いと思う絵本は異なるようである。今回は0歳の内から楽しんでいた絵本を紹介したが、1歳になったら楽しむようになった絵本もあるのでまたいずれ紹介したい。

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