子育てって大変…!と、ゆるトラの父が感じた瞬間

子育て大変!

子育てはいつだって大変だ。それは日々感じている我々だが、子どもがいない友人に「子育てって大変?」と聞かれてる時に必ず話す(らしい)出来事を今回は紹介しようと思う。

それはとある日の前日から話は始まる。
トラタロスは同じマンションに住んでいる保育園が一緒のとある女の子が大好きなのだが、幸運にもその女の子と一緒に帰ることになった。もうウッキウキのトラタロス。女の子とジャ~ンプ!が楽しくて何度も何度もやっていたのだが、ふざけて私が「ジャ~ンプ!」と手を引っ張った瞬間にしゃがんだら肘を痛めてしまったのである。その日は一瞬痛かったものの、トラタロスは楽しい方が勝りキャーキャーしながら帰宅した。
その翌日である。着替えの時にわーっと泣くので流石におかしいと整形外科に連れていくと肘内障(肘の亜脱臼のことらしい)と診断された。女の子と浮かれ過ぎたのを伏せて状況を説明したので「お母さん、手を引っ張っちゃダメですよ」と注意されたのは何とも釈然しないものである。それはひとまず、無事外れた関節を戻してもらって機嫌が直ったトラタロス。病院からの帰り道はウッキウキで帰ったのだ。

さて、ここまでが夫が大変と思った瞬間かと思われるだろうか。実は更にその先があるのである。
ご機嫌で帰ったトラタロスはそのままご機嫌でマンションの中庭に突入した。中庭にはちょっとしたブロックと花壇があり、トラタロスはブロックに「わー!」と登ろうとし、そして転んだ。見事にブロックの角に顔をぶつけたトラタロス。起き上がったら口が血だらけだったのである。流石に気が動転した私はテレワークしていたゆるトラの父に「どどどどうしよう」と電話した。
電話を受けたゆるトラの父は大変驚いたそうだ。そらそうである。肘を治しに病院へ見送ったはずのトラタロスが血だらけになって帰ってきたのだから。この電話を受け取ったとき、ゆるトラの父は「子育てって…」と思ったそうである。
子どもは何をしでかすのか全く予測がつかないというお話であった。

ちなみに血だらけになったトラタロスはというと、ネットで調べた結果一旦止血して血が出なければ大丈夫、ということで様子見をした所問題なさそうだったので病院に行かず終いであった。何なら食べるのを嫌がるかと思いきやおやつもご飯もモリモリ食べたので我々のあの瞬間の心配を返してほしかったくらいである。子どもの生命力と治癒力は偉大である。

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