生後4か月半ばにうんちに血が混ざり、病院では「1週間後にまた出るかも」と予告されたトラタロス。実際予告通りまた血が出てしまった。病院に連れて行くと、あれよあれよと大ごととなっていったのである。誰がこんなことを予想していようか。そんなトラタロスの様子をお伝えしたい。ちなみに前回うんちに血が混ざった話は下記に写真付きで詳細に語っているのでご興味のある方はご参考までに。
生後4か月、うんちにねばねばした血が混ざる目次
診察の経緯
再び家の近くの小児科へ
「腸重積の疑いはなくなったけど、消化管アレルギーの可能性があるから大きい病院に紹介状書くね!」
前回から丁度1週間後に、うんちにまた少量の血が混ざって出てきた。前回よりも量は少なそうだが写真に撮り、病院に行って診てもらうことにした。血が出たらまた来てね、と言われたので同じ病院で治療を受けるのかと思ってのんびりしていたゆるトラ家。何と検査のために大きい病院へ紹介状をもらうことになったのである。お医者さんによると下記の通りである。
- うんちの血の量は増えていないので腸重積の疑いはなくなった
- 血が出ているのは消化管アレルギーの疑いがある
- 最近吐き戻しが多いとのことだが、消化管アレルギーであればその症状は当てはまる(が、そうではないかもしれない)
- 緊急性は高くないと思われる
緊急性はないとのことではあるが、たまたま早く大きい病院の予約が取れたので翌々日行くことにしたのだった。
大きい病院にて
「X線で撮ったら腸の右側が見えない。腸が捻じれている可能性も。色々検査のために入院しましょう」
大きい病院に行ったらまずはトラタロスのお腹をX線で撮られることとなった。余談ではあるが、X線を撮る間は親は同じ室内にいることはできない。トラタロスは独りで知らないお兄さんに冷たい器具をお腹に当てられることとなり、大泣きしていたことをここに報告しておく。
撮った写真と一緒にたっぷり30分診察を受けたわけだが、まず腸の中がガスでいっぱいになっていることが判明した。赤ちゃんの場合はそれで特に問題ないらしいのだが、何故か右側の腸だけそのガスも腸も見えないとのことなのだ。そのためその場でエコーで見てもらったのだがそれでもよく見えなかったようである。ただ、本来生まれてくるときに腸が回って正常な位置になって生まれてくるが、生まれる前に腸が回るのが止まってしまい正常な位置についていない可能性があるとのことなのだそうだ。また下痢が出て血が出るのは正常ではなく、感染症からくる下痢は通常2週間程度で止まるもののそれが一進一退を繰り返しているのも正常ではないということで検査入院することになったのである。病院の案内をもらったときはまさか入院なんてしないよね~なんて言いながら読んでいたのでまさかま坂である。人生には3種類の坂があるらしいが、トラタロスは3種類目が割合多めらしい。
入院へ
入院についてはまた別の記事にて記載しているので割愛するが、結果としてお医者さんに「とても元気です」と言われたのだ。大事(オオゴト)となったが大事(ダイジ)に至らず良かった良かった。当時すでに生後5か月に入っていたが、アレルギーかもしれないということで離乳食開始を遅らせていたところ、むしろお医者さんに「離乳食を始めて良いです」という許可まで頂いてしまった。更にさらに、入院にあたって授乳間隔がまだ全然あいておらず1,2時間おきに授乳が必要で…と申告した所、「母乳なので欲しがるだけあげていいです」とまで教えてくれ心が軽くなったのである。腸の調子が怪しいというところから始まった入院だが、色々と解決できた入院であった。
コロナで赤ちゃんの入院に付き添いができない!親の不安と実際の赤ちゃんの様子(トラタロス0歳5か月) コロナで赤ちゃんの入院に付き添いができない!入院中の赤ちゃんの様子(トラタロス0歳5か月) 入院して検査した内容<症状:うんちに血が混ざる>最後に
我々としては、ここまで大事になると思っていなかったのが正直なところである。しかも2度目の血便から2週間ですべて行われたのである。(たまたま診察も入院のベッドも全て近い日で空きがあったおかげである。)あっという間の2週間であったが、色々と家族の皆それぞれが頑張った2週間であった。とりあえず退院したトラタロスはうんちの調子を毎日ドキドキと確認されつつ、存分に甘やかされている状態である。