ゆるトラ日記 
0歳児の赤ちゃんは特に重篤でなければ親が付き添って入院するものらしい。しかもそれが大変らしい。らしいというのは、コロナの感染拡大に歯止めがかからない現在は付き添い自体が難しく経験ができなかったからである。そのため、赤ちゃんを1人で入院させなければいけない状況が生まれたわけだが、色々と不安が生まれてくるのが親と言うものだ。今回トラタロスを入院させ、どんな様子だったのか、親としてはどんな不安を抱えていたのかと言ったことをまとめた。
目次
入院のきっかけ
うんちが下痢気味で血が混ざる
そもそも入院するきっかけとなったのはうんちに血が混ざっていたということである。ネット上では心配しなくて良い血の混ざり方や、病院に行くべき血の出方が出ているが、微妙な血の出方だったので素人判断が怖いと思い近くの小児科へ連れて行った。とりあえず経過観察となったが、また血の混ざったうんちが出たことから大きい病院へ行くこととなり、検査入院となったのである。
生後4か月、うんちにねばねばした血が混ざる
トラタロスが入院した病院の状況
下記に記載したルール通りではあるが、トラタロスが入院した病院では基本的に患者のみの入院（泊まりこみ）であり、面会は禁止されていた。個室であれば付き添い者の泊まりこみも可能だが、実際はコロナなどの感染症にかかった隔離が必要な患者さんでいっぱいで大部屋しか入院できない状況である。とはいえ小児科のみ面会が許可されていたが、面会もかなり厳しく制限されていた。実際にそのルールに則り当日面会できなくなってしまったお母さまも見かけた。とにかくコロナを病院内に持ち込まない、感染させないというのが徹底されていた。
しかしニュースなどを調べてみると現在は全ての科で面会を禁止している病院もあるようで、面会だけでもできただけ有難いという状況であった。
・入院は患者のみ。面会も禁止。
・例外として小児科のみ決まった時間内で面会OK。
・面会は1日両親のどちらか1人まで。1日のうちに交代して面会することは不可。
・体温が37度以上の人は面会できない。
・不織布マスクの上に布マスクという2重マスクをした人のみが面会可能。
・1度病棟から出たら戻ってきて再度面会することはできない。
・個室のみ24時間付き添い可（ただし現在は個室・準個室はコロナの隔離用として利用）
1人で入院中の赤ちゃんの様子
親がいない間、赤ちゃんはどんな様子なんだろうか。看護師さんは保育士さんではないからきっと忙しいし、ずっと泣いてるんじゃないだろうか…そんな心配がありながらも面会に行って、トラタロスの様子や他の赤ちゃんの様子をまとめたのが以下の記事である。
残念ながら想像通り声が枯れるまで泣いていたようだったが、看護師さんが見ていなかったわけではなく親に会えない寂しさで泣いていたようだ。
コロナで赤ちゃんの入院に付き添いができない！入院中の赤ちゃんの様子（トラタロス0歳5か月）
1人で赤ちゃんを入院させることへの親の不安
赤ちゃんが泣いた時にすぐに駆け付けてあげられない。泣いても泣いても親が来ないという状況は赤ちゃんにどんな影響を及ぼすのだろうか。赤ちゃんと頑張って築き上げた信頼関係が崩れてしまうんじゃないか。そんな不安が親側にはあった。実際は、親の顔を認識できている赤ちゃんは親の顔を忘れたりしないし、不貞腐れたりもせず顔を見せたらとても嬉しそうにしてくれた。
とにかく、寂しさと状況の理解ができていない入院初日～2日目を乗り越えると、赤ちゃん側も環境に慣れて心の余裕が出る様である。
コロナで赤ちゃんの入院に付き添いができない！親の不安と実際の赤ちゃんの様子（トラタロス0歳5か月）
入院時の持ち物
コロナで面会が制限されていることもさながら、荷物の受け渡しも時間と人数が制限されているのでなるべく忘れ物がないようにしたい。まずは入院の手引きを確認し必要な物を揃えたが、それにプラスアルファでネットで調べてみて便利だったものを紹介している。また特に0歳児の入院となるので持ち物は全て記名が必要で、名前ペンの用意を含め前日までに準備しておくことをおすすめする。
赤ちゃんの検査入院中の持ち物
【参考】入院で行った検査
赤ちゃんの少量の血便でまず一番に疑うのはアレルギー、そして腸の異常のようである。（大量の血便の場合は腸重積の可能性が考えられかなり緊急性は高い。）原因を追究するためにはどんな検査をしたのか下記記事にまとめているので、興味のある方はご覧いただきたい。
入院して検査した内容＜症状：うんちに血が混ざる＞
退院後の様子・変化
退院直後はもちろんいつもと様子が違ったが、1か月以上たった今でも入院の影響と思われる行動がある。それらは良い変化もあるが、もちろん悪い（かわいそうな）変化もあるのである。いつもはご機嫌でいるのでもう大丈夫になったのかなと思ったりするのだが、ふとした拍子にまだ1人で入院中の心の傷が癒えていないんだなと思わせられる瞬間があるのである。
0歳5か月の赤ちゃんを1人で入院させた後の良い変化と悪い変化
最後に
トラタロスの検査入院が決まった時、検索をかけてもそもそも付き添いなしの赤ちゃんの入院の体験談は出てこなかった。また知恵袋にはとても怖い投稿（赤ちゃんが笑わなくなったなど）がされていたりする。それが自分の子どもにも現実に起こったらどうしようというのが一番の心配だったが、赤ちゃんは想像以上に強く、環境への適応が速かった。入院2日目までは思わず涙ぐんでしまう場面もあったが、それ以降は大丈夫だったということで、これから似たような入院が待っている親御さんたちの安心につながったら嬉しい。
