トラタロスを1人で入院させたが、親が想像していた最悪の不安は免れたものの変化がなかったわけではない。当然寂しい思いをしたわけで、決して良い変化だけがあったわけではないのである。むしろ悪い(かわいそうな)変化の方が多かった。
目次
トラタロスの変化
良い変化
1人遊びが少しできるようになった
今までは1人になるとすぐに飽きて泣いたり、声を出して人を呼んだりしていた。入院後は1人の時間が長くなったので袋をがさがささせたり、おもちゃを使ったりと1人時間を楽しめるようになった。
おもちゃの使い方を理解した
今まで歯固めを持ち手をぺろぺろなめていたり、おもちゃの使い方がいまいちわかっていなかったトラタロス。1人時間で遊んで使い方を理解したのか、きちんと歯固めを歯固めとして使うようになった。おもちゃを暇つぶしの道具として認識したようだ。
悪い変化
とにかく夜が寂しかったのだなと思わせる変化が多かった。少しずつ良くなっているのもあれば、未だにトラウマとして心に傷が残っているのか全く変わらない物もある。今後も入院の可能性があるので、何としてでも付き添いができるようにコロナには収まってほしいと心から願っている。
母親がいない暗闇を泣いて怖がるようになった
今までゆるトラの父と寝るまでご機嫌良く一緒に時間を過ごしていたトラタロス。ゆるトラの父に寝かしつけを頼んだところ、電気を消した途端うわーっと泣き始めたのだ。(発音もUWAAAである。)抱っこしても泣き止まず、電気をつけると泣き止んだので暗闇が怖くなったらしいのだ。しかし、ゆるトラの母がいる時は暗くても泣かないのである。面会時間に顔を見せていたゆるトラの母であれば…と言うことなのか、とにかく母親が見当たらない暗闇は泣き出してしまうのだ。これは退院から1か月以上たった現在もそうで、寝かしつけはゆるトラの母一択である。
ただ、ゆるトラの祖母が試しに暗いウォーターベッドで寝かせたところ、胎内を思い出すのか寝付いたのである。寝かしつける人の腕が良かったのか定かではないが、腰も痛いしウォーターベッドが欲しい。。。
授乳中でないと絶対に寝なくなった
ねんねトレーニングはしていなかったものの、何となく授乳をしなくてもトントンして寝られるようになってきていたトラタロス。退院後は絶対に授乳をしていないと寝なくなってしまった。授乳中であれば親がいなくならないと分かっているのか、安心感があるのか不明だが、完全に寝落ちするまでおっぱいをもぐもぐしていないと寝られなくなってしまったのである。しかも、試しに外してみると必死に探して泣くのである。入院前は外してもそんなに必死に泣くことはなかったので、入院による影響とみて間違いないと考えている。
最近は少しずつ落ち着いてきたのか、授乳後にトントンで寝られる日ができてきた。しかし、基本はまだ授乳中でないと不安の様である。
夜にまとめて寝る時間が短くなった
トントンして寝られるようになってからは3時間寝られるようになっていた。しかし、退院後は1~2時間おきに起き、さらに絶対にまた寝る時に授乳しないと寝られないのである。(以前はトントンしてそのまま寝ることもあった。)生後5か月に入ったので睡眠退行の時期と重なっているだけなのか定かではないが、とにかくまとめて寝られなくなってしまったようなのだ。こちらは生後6か月に入り、離乳食が2回食になってからは少しだけ改善が見られた。食後の眠気には勝てなかったということだろうか。
最後に
家ではご機嫌で遊んでいるものの、時々あの頃のことはトラタロス自身はどう思っているのだろうとふと考える。とにかく今はなるべく側にいることで、ちょっとずつ入院中の不安や寂しさを克服できればと思う。
そのほかの入院中のトラタロスの様子や親の不安はこちらから。
0歳児の赤ちゃんの付き添いなしの入院について<まとめ>