育児しながら眼内コンタクト手術はできる?息子1歳半で眼内コンタクトの手術を受けてみた!

育児しながら眼内コンタクト手術はできる?

視力がマイナス10Dという驚異的な目の悪さを誇る私は、とうとう眼内コンタクトの手術を受けることを決心した…!以前別記事でも書き綴った眼内コンタクトへの憧れだが、とうとう我慢できなくなり眼内コンタクトにする決心をした。実際に受けてみて育児中に眼内コンタクトの手術ってどうだったのか?を語りたい。

眼内コンタクトを受けた理由は?

私が眼内コンタクトを受けようと決心した理由は下記の通り2つある。それぞれについて背景を細かく説明したい。

  1. 目が悪すぎて、眼鏡・コンタクトがなくなった時に子どものもしもに対応できないから
  2. 子どもが眼鏡に興味を持ちはじめ、眼鏡を壊される日が近いと察したから

目が悪すぎて、眼鏡・コンタクトがなくなった時に子どものもしもに対応できないから

子どもが生まれてから特に、私は目の悪さによる緊急事態の危険性を薄々と感じていた。そんな中で、決定打となったのは子どもが緊急入院することになった時である。
トラタロスが緊急入院ことになったその日はとにかく病院に急いでいたため、子どもの母子手帳やおむつなど子どもの外出に必要な物しか持って行かなかった。そんな中での緊急入院及び付き添いだったため、その日の夜は眼鏡がない裸眼の状態で夜の対応をすることとなったのである。特に入院が決まった当日は夜間だったため荷物の差し入れの時間は過ぎており、ゆるトラの父に帰宅して眼鏡を持ってきてもらうことができなかったのである。コンタクトの洗浄液は近くのドラッグストアで購入できたので翌日の日中などは問題なかったのだが、問題は夜間である。付き添いして初めて分かったことだが、子どもの夜の入院は色々と起こるのだ。夜に看護師さんの見回りと様子の確認があるのでそれの受け答えをしたり、トラタロスが点滴が嫌で嫌で自分で引き抜いてしまって血だらけになったり…裸眼では対応できないことも発生し、こういった緊急時にも安心して対応できるようになりたい、と強く思うようになった。

子どもが眼鏡に興味を持ちはじめ、眼鏡を壊される日が近いと察したから

眼鏡をしている親は大変うなずける話だと思うが、子どもは親の眼鏡が大好きである。トラタロスも例に漏れず眼鏡が大好きで、私やゆるトラの父の眼鏡を触っていた。しかし、触るだけであれば良かったのであるが眼鏡のツルを限界以上に広げる挑戦が始まったのである。初めの頃は「ダメ」といったらやめていたのだが、慣れてくると親が見ていない間に触ったりとなかなかしたたかになり始めたのだ。眼鏡がないと何も見えない私としては、眼鏡を壊される日が近いことにかなり恐怖を感じ、眼内コンタクトを受ける決心をした。

眼内コンタクトを受けるために拘束される時間(子どもを見られない時間)はどのくらい?

まず私は眼内コンタクトの手術を品川近視クリニックで受けたのだが、そこでの流れを紹介したい。他の病院では内容が異なる可能性があるので、他院を検討している方は参考までに見て頂きたい。なお、私は検査や手術は全てゆるトラの父がいる土日に予約を取った

参考 品川近視クリニック品川近視クリニック公式HP
眼内コンタクト手術を受けるにあたり案内された内容と実際にかかった時間

①事前検査(約5時間)→5時間ぴったりでお会計まで終了

②手術当日(約5時間)→お会計まで1.5時間で終了

③翌日・1週間後・それ以降の検査(約1時間/混雑時は2-3時間)→会計なし・20分で終了

まず、品川近視クリニックでは子連れでの検査はご遠慮くださいとなっていた。実際、事前検査は5時間かかり特に歩き始めた子などじっと出来ない子と一緒に5時間待機は無理である。事前検査に行った日はベビーカーに1歳くらいの子どもを連れてきている強者がいたが、その後どうなったのか知らない。
つまり眼科に行っている上記の時間はパートナーやご両親など、誰かに子どもの面倒を見てもらう必要があるということである。眼内コンタクトを受ける決心がついた方は、この辺りも周囲に理解を得てから予約を取るのが良いだろう。
なお実際にかかった時間について、事前検査は待合室のソファーがほとんど埋まっているくらい混雑しており案内通り5時間かかったが、手術当日やその後の検査はたまたま空いている日に当たったのか案内された時間よりも大幅に短い時間で終了した。しかし、これはかなりレアなケースだと思われるので、上記の案内された時間を覚悟で準備が必要だと考えて頂くのが良いだろう。

手術を受けることにより育児で制限されることはあるの?必要な家族の協力とは?

<時間の制約>眼科に行っている間の子どもの面倒

先程記載した通り、眼科に子どもを連れて行かない方が良いのでその間の子どもの面倒をお願いする必要がある。混雑した場合どの程度時間がかかるのかは予約時に説明があるので協力者にきちんと説明しておく方がスマートである。特に事前検査は色々と検査項目があったり瞳孔が開くまでまったりと時間がかかるので、協力者には半日は不在のつもりでいてもらった方が良いだろう。

<入浴の制約>術後1週間のお風呂の対応

眼内コンタクトの手術後は3日間洗髪・洗顔が禁止で1週間は湯舟に浸かることが禁止(目に水が入ることが禁止)である。子どもと一緒に湯舟に入らないにしても、特に目に水が入らないようにするには他の方にお風呂に入れてもらう方が安心である。我が家の場合、トラタロスはシャワーで遊ぶのが大好きなのでどうしても顔にお湯がかかったりするのでゆるトラの父に1週間お風呂に入れてもらった。(普段は交互に入浴なのである。)1週間後は健診でOKが出たら湯舟にも浸かれるようになり、そこからは特に制限はないので1週間だけ協力を仰ぐ必要がある

その他に育児をする上で気を付けておくべきことは?

術後は様々な制限があると言えばある。特に術後1週間は目の傷が開かないようにするためレンズを安定させるために気を付けるべきことがある。例えば、1週間保護眼鏡をかけて過ごさなければいけない目を強くこすってはいけないということだ。眼鏡が大好きなトラタロスだが保護眼鏡で遊んではいけないと初めに強く注意した所、触らないようになった。また、子どもはどうしても予期せぬ事態で手が顔に当たったりするが、どんなに保護眼鏡がダサくてもしっかりと保護眼鏡をかけて目を守ることが大切である。
なお術後は1か月激しい運動が禁止となっているが、眼科の先生に確認した所、1歳児を抱き上げたり全力で追いかける分には長時間に及ばなければ問題ないとのことであった。

保護眼鏡
ダサいと噂の保護眼鏡。自分は重度の花粉症なのだと言い聞かせて1週間着け続けた。

そのほか、眼内コンタクトは視力を上げてくれるものの、目にレンズを入れるため慣れるまでは見え方が今までと異なるよう感じる。良く起こるのはハローグレア現象だが、光が眩しく見えたり、街頭の光が眩しすぎたり、電球の周りに光の輪が見えたりする。特に視力が安定するまではハローグレア現象が強く起こるようで、運転が必要な方はなるべく運転しなくて良いように都合をつけた方が良さそうである。とはいえ日常で車の運転がどうしても必要な方もいると思うので、特にハローグレア現象が強く感じられる夜間の運転だけでも避けられると良いのではないだろうか。

眼内コンタクトの手術を受けて、その後の生活は快適?

術後1週間は保護眼鏡の制約などで快適とはいいがたかったが、少しずつ快適さが分かってきたように思う。私はハローグレア現象が気になる方の様で少し見え方にまだ違和感があるが、よく見える!というのは間違いない。
ではどのような時に快適なのかというと、例えばコンタクトを外したり付けたりする時間が無くなり、トラタロスがぐずぐずしながら待っている時間が無くなってお互いにストレスが軽減されたように思う。また、コンタクトの洗浄ケースもトラタロスの大好きな物の1つだが、家から帰ってきて手を洗わずに触られてしまうことが多々あった。目に着けるものなので衛生面で気になっていたが、今は不要となりおもちゃにされても問題ないのでこちらもお互いに怒って怒られてのストレスがなくなった。

最後に

下記記事を書いていた時はまさか本当に自分が眼内コンタクトをすることになるとは想像していなかったが、周囲で眼内コンタクトをする人が増えてきたのも決心できた理由の1つのように思う。聞いてみると案外検討している人やすでにやっている人もおり、そこまで怖がる必要はなかったなと思う。
また、特に3時間おきに授乳が必要だった昔と比べ、お腹が空いたらご飯やおやつを食べられるようになったというトラタロスの成長も大きい。授乳していたころは育児している間は眼科に行く時間なんてないと思っていた。(特にトラタロスは母乳しか飲まないマンで離れられなかったのだ。)しかし子どもは成長するものである。おかげさまで1人で外出できるようになり、それもあって今回眼内コンタクトの手術を受けられるようになった。出産後に眼内コンタクトの手術を検討している方がいたら、そんなに遠く未来に受けられそうだということを教えてあげたい。

「個人的に産前に上げておけばよかったチカラBEST3」アイキャッチ 個人的に産前に上げておけばよかったチカラBEST3(ゆるトラの母勝手にランキング)

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