生後2か月は初めての予防接種!赤ちゃんの予防接種の予約の仕方・当日の流れってどんな感じ?

「赤ちゃんの予防接種の受け方」アイキャッチ画像

初めての育児だとよくわからないことだらけだが、その1つに予防接種がある。私はそもそもいつから受けるのか、どんな種類があるのか、何をするのかよくわからなかったのである。今回は私がよくわからなかった所をまとめた。

予防接種について

接種はいつから?

予防接種は生後2か月からある程度連続して受ける必要がある。母子手帳に予防接種のページがありスケジュール表があるので、どのような予防接種があるのか、それぞれ生後何か月に受ける必要があるのか確認しておくと安心である。

どんな種類があるの?

予防接種には定期接種任意接種がある。それぞれのワクチンの種類については母子手帳に書いてあるのでそれを確認するとして、低月齢期の赤ちゃんの予防接種は同じ種類を定期的に複数回に分けて接種する。また特に低月齢期はその月に数種類の予防接種を何本も打つ必要があるので、スケジュール表をよく見ておくと必要がある。なお、自治体によって任意接種は全額負担で受けられることがあるが、それについては自治体のHPや家に届くお知らせに書いてあるのでそこで確認できる。

予防接種を受けるまでの流れ

①病院の下調べ(生後2か月に入る前)

家から通える距離か

生まれてから風邪などを引いていない場合、赤ちゃんが人生初めての予防接種を受ける時が初めて小児科へ行くタイミングかと思う。従って、今後のかかりつけの病院となる可能性があるのでよく調べておくことが必要だ。どうしても近くの小児科で予防接種を行っていない場合を除き、負担なく通えるかどうかを念頭に病院選びをするのが良いと考えている。更にゆるトラ家の場合は、家の近所には小児科が2つあったが、ゆるトラの父がアトピー持ちでアトピーが出る可能性があるのでアレルギー科も併設されている病院を選んだ。
また、特に自治体の境目に住んでいる人にはお気を付け頂きたいのだが、小児医療費助成の証明書がある方はその自治体にある病院に行かないと予防接種を受けられなかったり、診察を受けた後から毎度医療費の申請する必要が出てくる。うっかり近いからと言って隣の市の病院に行かないようにしよう。
また今後職場復帰予定がある人は、近くの病院に土日対応があれば言うことなしだが、そうでない場合は通常通う病院とは別で土日も予防接種を打てる病院も探しておくと良いかもしれない。

予約は電話かネットか

今時の病院は予約をネットで取れる所も多い。選べるのであれば、ネットの方が思い出した時に診察時間に限らずその場で予約が取れるので大変便利である。私の場合は大体思い出すのが夜なのでネット予約ができる所をもちろん選んだ。

打ちたい予防接種の対応をしているか

病院によっては予防接種の種類によって打てるものと打てないものがある。ある程度病院の目星をつけたら、HPで確認するか、予診票が送られてきたときに一緒に入っている病院一覧と対応可能な予防接種一覧を確認しよう。私は小児科であれば必要な予防接種が全部打てると思っていたので下調べの時には確認せず、予診票を受け取った際に確認した。トラタロスが通っている病院は子宮頸がんの予防接種のみ対応不可となっているが、今の所トラタロスは男の子でそれ以外の予防接種は受けられるのでそこに通っている。

1日に何本打てるか

低月齢の時期は予防接種を複数本打たなくてはいけない。病院によって、1日でその月齢に必要な予防接種を全部受けさせてくれるところと、予防接種を1日に決まった本数までしか打たないという方針があるようだ。もちろん1日で全部受けさせてくれるのであれば楽ちんだが、それができない場合はその月齢のうちに予防接種をしなくてはならないので予定を組む必要がある。そのため、予め1日何本打てるかどうか確認しておくと今後の予定を考えやすい。わからない場合は予め病院に電話して聞いておくことをお勧めする。

②予診票の受け取り

出生届を出すと、自治体から予防接種の予診票が送られてくる。長めの里帰りをしていたり、低月齢期だと家にこもりがちでポストを見忘れてしまうが、いつ予診票が送られてくるのか自治体のHPに書いてあるので確認し、受け取り忘れがないようにしよう。

③予防接種の内容確認(副反応の確認)&予防接種の予約

予診票には受ける予防接種の内容の説明と副反応が書いてあるので時間がある時に読んでおこう。なお、予診票に内容を確認したかをチェックつける項目があるので、最終的には予診票を書く時に読めば良い。内容の確認ができたら予防接種の予約をする。予防接種については、病院の窓口に電話すると予定を組むところから相談に乗ってくれる場合があるのでよくわからなかったら窓口に予約ついでに聞いてみよう。

④予診票の記入

予診票はチェック項目の他に、予防接種直前の体温を書く場所と親のサインを書く場所があるかと思う。チェックとサインまでは先に書いておき、病院で体温をはかってすぐに出せるようにしておこう。ちなみにゆるトラ家は初めての予防接種で2回も提出し直しがあり、打つまでに時間がかかってしまった。

⑤予防接種!

行く直前に授乳とおむつ替えを

平日のお昼間だと、土日に比べ混雑はしていないもののインフルエンザの予防接種など時期によっては混雑している時期がある。そのため、行く直前にきちんと授乳とおむつ替えをしておき、なるべく子供のご機嫌を取っておく必要がある。トラタロスの初の予防接種は、お昼寝中に連れて行ったこともあり病院で目を覚ましてずっと泣きわめいており、体温が急上昇して体温が下がるまでずいぶん待ったなんてことがあった。

服装

予防接種は肩や太ももにすることが多いので、脱がせやすい服装が良い。なので頭から被る服よりは、肩までボタンやファスナーがついているものが良いかと思う。

持ち物

持ち物は以下のものが必要だ。

  • 母子手帳
  • 予診票
  • 健康保険証
  • 乳幼児医療証(ある人のみ)
  • 現金

また任意で受ける予防接種は、全額自治体負担と自己負担の場合があるのでその日受ける予防接種は任意なのか必須なのか理解しておく必要がある。またクレジットカードが使えない病院もあるので、現金があると安心である。

予防接種は保険証がなくても受けられる!

上記持ち物に保険証と書いているものの、予防接種はそもそも保険適用外である。そのため、健康保険証と乳幼児医療証がなくても受けられる。病院に行くと「一応確認させてください~」と言われるので出したりするが、予防接種を受けるだけなら保険証はいらないのだ。
例えば、トラタロスはゆるトラの父の転職につき保険証を作り変えに時間がかかってしまって手元になく、しかも漢字が間違っており保険証が全く届かない時期があった。保険証が届くまで待っていようと思っていたものの、月齢が過ぎてしまうので病院に電話をしてみたら「いらないですよ~」と言われて無事接種できたのである。保険証が届くまでスケジュールを遅らせる必要はなかったのだ。心配な場合は念のため病院に聞いておくと良いだろう。

予防接種についてよく分からなかったら

予防接種の流れについて良くわからなかったら、病院の窓口の他に自治体の子育て相談窓口でも詳しく説明をしてくれる。私も予防接種の流れが分からないという相談をどこですればよいのかわからず、自治体の子育ての相談窓口で教えてもらった。そこでは自治体内の病院についてかなり詳しいので、住んでいる所から通えそうな近くの病院や、その病院での予約の取り方まで教えてくれたのだ。自治体の方なので、予診票の受け取りから全体的に流れがよくわからない場合はおすすめである。

最後に

何もわかっていない子どもを連れて行き、訳も分からず注射を打たれて泣いている姿はなかなか泣ける。特に行く直前にものすごくご機嫌だと、これから予防接種を受けさせるのを何となくかわいそうになってくるので強い心が必要だ。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA