1歳になって保育園に通うようになったトラタロスは日々保育園から様々な病原菌を輸入してきている。そのため、気を付けていても親は病気がうつってしまうのが世の理である。トラタロスが輸入してきた風邪でどうしても咳がひどく、私も家族も寝られなくなってしまい病院に行くことにした。子どもが生まれるまではうつる病気もなかったので病院にほぼ通ったことがなかったので、前回の眼科に続き今住んでいる地域で初めての耳鼻咽喉科へ行くことになったのである。
眼科へ行った際の記事はこちらから是非ご参照ください。
目次
耳鼻咽喉科/耳鼻科/咽喉科へ行く前準備
私がトラタロスを連れて行くことで気になった部分を紹介する。トラタロスは1歳半となり、あちこち走り回れるようになってもはや赤ちゃんと言えるか怪しいが、言葉もまだ通じないため騒ぐ可能性があった。そのため正直に言うと歩けない頃よりも行くのにかなり躊躇した。しかし背に腹は代えられぬ上に、その日はゆるトラの父がどうしても不在だったため病院に行くことにした。その際に気になったことを紹介したい。
下調べしたこと
赤ちゃん(子ども)を同伴させるにあたり、調べた事項は下記の通り。
・診察の曜日と時間帯
・予約の可否
・混雑具合(待ち時間はどれくらいか)
・支払方法
・病院の雰囲気のクチコミ
診察の曜日と時間帯
赤ちゃん(子ども)を連れて行くにあたり、できるだけ不機嫌な時間は避けたい。私の場合は金曜夜に咳が悪化したため土日に診察をしている病院に行く必要があったのだが、一番近くの病院は日曜日は休診日で土曜日は午前のみだった。そのためどんなに不機嫌だろうとトラタロスを連れて何が何でも病院に行く決心をした。もし余裕がある方がいる場合は平日の方がより空いているだろうと思う。
予約の可否
混雑していて待ち時間に泣かれるのが一番困るので、できるのであれば予約をしたい。残念ながら予約ができない病院だったので、後程記載するが混雑具合など口コミを色々と調べた。予約したとはいえ人気の病院だと待ち時間がある可能性もあるので一概に予約ができるからといってすぐに診察してもらえるとは言えないが、最近は予約優先の病院が多いので予約できるのであれば予約するのに越したことはないように思う。
混雑具合(待ち時間はどれくらいか)
前述の通り、予約ができないと特に気になるのが待ち時間である。ネットで病院のクチコミを書くサイトやGoogle Map、近隣の情報交換をするアプリを使って混雑具合を確認した。その際に見ておくと良いと思っているポイントは2つである。この2つを抑えながら最悪混んでいるというクチコミしかなければ行く病院を変える判断材料にするつもりだったが、今回は混雑はあまりしないと書いていたので行くことにした。
- クチコミが投稿された年
- 投稿者がその病院に行った時期・曜日
クチコミが投稿された年
これはあまりにも古すぎる投稿だと状況が変わって参考にならない可能性があるからである。特に近年はコロナで混雑が大きく状況が変わった病院もあるので(コロナ感染者が増えて混雑するようになった、逆に緊急性がないので通院を控える人が増えて空いたなど)自分が行きたい科がどんな特徴があるのか想像したり調べてみるのも良いだろう。
投稿者がその病院に行った時期・曜日
季節によっても曜日によっても混雑具合は変わるだろう。特に曜日であれば平日より土日が混んでいるだろうと想像できるし、花粉症や風邪・インフルエンザが流行る時期などは混雑しているかもしれない。
今回私が行きたかった耳鼻咽喉科は、2023年4月だったのもありコロナは収まりつつもと花粉症の季節で混雑しているかもしれないと思ったのでその時期に近いクチコミを見て混雑状況を確認した。
支払方法
病院はクレジットカードが使えない所が多くある。現金払いが必要な場合はお金をおろしておく必要があるが、赤ちゃんを連れてATMに行くのは大変である。余裕があるのであれば、抱っこ紐よりベビーカーの方が操作がしやすいのでベビーカーでお出かけする日に前もっておろしておくのがオススメだ。
最近は保育園の集金で現金が必要な事が増えて現金を常に持ち歩くようになり、この辺りは心配なくいくことができた。
病院の雰囲気のクチコミ
病院の雰囲気で特に重視したのが病院の先生が子連れでもOKなのかである。時々子連れで良い顔をしない病院もあるので、子連れOKなのか、要は先生が優しそうなのか厳しそうなのか確認した。私が行った病院は子連れでのクチコミ投稿はなかったものの、どの人も「先生が優しい」という評価ばかりだったので「優しいならきっと小さい子にも優しいはずだ!(という偏見)」でえいやと向かったのである。
当日の準備
格好・持ち物
・抱っこベルト(抱っこ紐)
・斜めがけの鞄
・お気に入りの絵本・おもちゃ
初めて行く病院はベビーカーが入れるスペースがあるかわからないので、抱っこベルト(抱っこ紐)だと安心である。(入り口でベビーカーは入れても、診察室までベビーカーが入れない場合もある。)
また、おむつ替えスペースもあるかわからないし、1~2時間程度で帰ってくる予定だったので、おむつなど(マザーズバッグ)を一切持たず荷物は最小限で、かつ薬も処方されるだろうから薬がぎりぎり入る鞄にすることにした。リュックではなく斜めがけの鞄にすることで、片手で下を見ずにサッと財布を出せるので保険証をすぐに出せるのでちょっとした買い物の時にも斜めがけの鞄はおすすめだ。
更に混雑を考えて子どもの気をひくためにお気に入りの絵本と電車のおもちゃも持って行った。特に歩けるようになって活発になったトラタロスは大人しく待つということができず、何かしら暇つぶしになる物が必要となったのである。
病院に行く時間帯
お腹が空いていない比較的ご機嫌な時間!
大体言葉の話せない子どもが不機嫌な時は空腹の時か眠たい時ではないだろうか。特に1歳になってからは授乳がなくなりおやつが必要となるので、ご飯直後やおやつを食べた後が比較的ご機嫌である。更に今回は午前中という縛りがあったので、診察の順番が1番を目指して朝ごはんを食べておやつの時間になる前にささっと向かうことにした。
実際の眼科での様子/赤ちゃんを病院に連れて行って大丈夫だった?
泣いていても抱っこしていても大丈夫!
病院に行った日は大雨で、なんとなく1日不機嫌そうな予感がする日だった。実際行ってみても抱っこベルトから降ろすとギャン泣きでずっと抱っこだった。
待ち時間も不安そうにぐずぐずしていたのでこれで診察は大丈夫なのだろうかと不安が募ったのは言うまでもない。
耳鼻咽喉科の特徴として顔さえ出ていればOKという感がある!
耳鼻咽喉科の特徴として、胸の音を必ずしも聞く必要がないのでまずは鼻・喉さえ診られればOKという状態のようだった。特に花粉症だったら尚更そうだろう。
本当はトラタロスをおろして診察してもらう予定だったものの、降ろそうとするとギャン泣きするトラタロスをみて「抱っこしたままでも大丈夫!」と先生に言ってもらえたので抱っこのまま診てもらうことにした。先生に立ってもらって、トラタロスの頭を避ける形でちょっと上を向いて鼻と喉を診てもらうことになったのである。抱っこしたままでもトラタロスがぐずぐずしてちょっと先生の声が聞き取りづらいということがあったものの、問題なく診察してもらうことができた。とはいえ配慮ができる先生というのもあったのだろうと推察するが、抱っこしたまま診察はできないことはないということである。調べてみると「お子さん連れでも大丈夫!」と書いてくれている病院もあるのでもし近くにそういう病院があればそちらに行くと確実だろう。
実際に行ってみて気を付けた方が良いと思ったこと
特になし!
眼科でコンタクトを処方してもらうのと異なり、診察までに検査やコンタクトの装着といったこともないので待合室で何をするかだけである。待合室に飲み込んでしまいそうな置物などあれば気を付けた方が良いが、それ以外は本当に全く何も気になることがなかった。
ただ、もしトラタロスがご機嫌で抱っこベルトから降ろしていた場合、先生の診察用の器具(耳鼻科だと特に色々と手の届くところにあるイメージ)が魅力的に見える可能性もあるので、先生の診察が終わったらすぐに抱き寄せておくなどの予防策はしても良いかもしれない。
最後に―診察は抱っこしててもできるので待ち時間が肝!
私が行った耳鼻咽喉科はクチコミの評価がものすごく高いのに、1人1人の診察がかなり短くて混雑と無縁であった。行く前に色々と準備をして覚悟を決めて行った割に、あまりにもあっけなく終わって拍子抜けしたくらいである。(滞在時間は5分~10分といったところだった。)
耳鼻咽喉科(耳鼻科)であれば抱っこして診察を受けられるということがわかったので、混雑に備えて待ち時間の過ごし方だけ用意周到にしておくと良いのではないだろうか。