ファミリー層向けマンションで子育てするデメリットとは?

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マンションで子育てと言えば…と皆様も想像がつくデメリットかもしれない。その通りである。何を隠そう、私も全く想像した通りのことが起こっていたのである。なお、ファミリー層をターゲットととしておらず、学生・社会人の一人暮らしも対象としているようなマンションだと、当てはまらない場合もあるかと思うのでご注意いただきたい。

①部屋数が少ないと赤ちゃんが自由に遊べる安全な場が少ない・狭い

部屋が狭いというメリットの裏返しとなってしまうが、何と言っても赤ちゃんが最優先の部屋作りをすると家が狭くなってしまうのだ。特に我が家は1LDKのため、1室は寝室としておりお昼の活動場所はリビングとなる。そのリビングにおもちゃ(一応かごにしまうもののすぐに散乱する)、ベビージム、ハイローチェア、ベビーゲートを置いたら大人が使用できるスペースはほぼない。毎日リビングで縮こまってご飯を食べている。更に1室赤ちゃん用の何もない部屋を作らない限り、狭い家では家具・荷物を置く必要があるので赤ちゃんがその気になれば手に届いてしまうのだ。ベビーゲートを置いても赤ちゃん自身で力づくで移動させられていたりする。一体どこからそんな力が出てくるのか。

②マンション内の親同士のお付き合いが面倒になる場合がある

子供同士で遊ばせようとするとどうしても親同士のお付き合いも発生してくる。例えば、マンション内でママ友グループラインができており、定期的にみんなで遊ぶ会が開催されているがどこまで参加するべきか悩ましいと思うことがある。共働き世帯も多いので土日開催が多いのだが、土日は家でゆっくりしたいという思いがあったり、でも行った方が親としても知り合いが増えてきっと楽しいんだろうなと思ったり。。。(まだトラタロスが小さくてお友達と遊べる月齢じゃないという理由で一度も行ったことはないが…)とはいえ、そういう会をきちんと定期的に開催してくださるお母様には頭が上がらないし、ものすごく尊敬している。(会を機に輪が広がる可能性もあるので、それを理解した上で企画・呼びかけをしてくれる行動力はすごいと思う。)

③子どもが出す音に気を遣う

やはりマンションはそれぞれの家庭(部屋)が一戸建てより近く音が伝わりやすいのがデメリットである。それぞれの事情もあると思うので私はあまりご近所の騒音は気にしないが、子どもの出す音だからとすべてが許されるものでもないだろう。ファミリー向けマンションとはいえ、すべての世帯に子どもがいるわけではないし、それぞれ我慢できる度合いも異なる。やはり子どもの出す大きな声・音には気を遣うことがしばしばだ。
聞いた話によると、あるおうちは右隣りが朝6時前からベランダで子供たちがプールに入り、左隣りは高価な大型ステレオがあって夜中まで壁を伝って音楽が鳴り響き、夏は常に寝不足になるらしいのだ。案外自分達の出す音は上下左右に聞こえていると自覚しておかねばならないと考えさせられた話だった。そのため赤ちゃんは足が自由に動くようになってからは足音をバタバタさせるのが楽しそうだったり、物をつかめるようになったらそれを打ち鳴らすのが興味深そうだったり、親としては遊ばせてあげたい半面、下の階の人に迷惑になっているのではと気になりやめさせることもしばしばである。思い切り赤ちゃんが声を出したり動いても良い環境にしたいと思う毎日だ。

最後に

ファミリー向けマンションに住んでいて気になるデメリットはこの通りではあるが、それでも我が家はデメリットよりもメリットの方が大きいと感じている。特にコロナで対面で交流が少なくなりがちな現在は、マンションでちょっとした立ち話で情報交換ができたり、お下がりが頂けるのは有難い。デメリットも考慮した上でファミリー向けマンションでの子育てはいかがだろうか。

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