産後の特徴として悪露がある。これが産後のストレスの1つとなっていた。私の場合、何故か生理並の悪露の期間が1か月間ずっと終わらなかったのである。そのため、産後に自分に関して最も検索したワードは「悪露 止まらない」「悪露 いつ止まる」「悪露 赤い いつまで」である。当時はとにかく不安で不安で仕方がなかったので、こんな人もいた、という体験記として産後のママさんの助けになれば嬉しい。
1か月続いた赤い悪露(出血)
実際の様子
まず一般的に悪露とは、大体産後3日~4日に大量の赤い悪露、そこから通常の生理並みの量と色の悪露となり産後10日あたりには黄色いおりものになって1か月後には白色のおりものに変化すると言われている。なので大体2週間もすれば出血自体は止まっているはずである。
私の場合、産後10日程で一瞬黄色いおりものになった。(本当に朝の一瞬だけ。)しかしそこから2週間以上生理並の悪露が出てきてしまったのである。そこからいつ出血が止まるのかずっと不安に思っていたものの、1か月健診の日の朝(=産後約1か月)に急にピタリと悪露が止まったのだ。念のため医師に「悪露が生理並に止まらなくて…」と言ってみたものの、「あら今日は悪露が出ていなくて、もうおりものが白くなってきてるから大丈夫だし子宮も異常ありませんよ~」と言われたのである。そこからは悪露による出血が連続的に出ることがなくなった。ただその後も産後の骨盤矯正をしに整骨院に行っていたのだが、施術に刺激を受けるのか出血が時々あった。
産後のストレス?
悪露は生理と同じくストレスにも左右されるらしい。産後10日あたりの出来事と言えばコロナのワクチン接種をしたことである。因果関係は全くの不明なのだが、副反応で38度付近の熱が出たあたりが再出血した時期と重なる。しかし、そのほかにも里帰り中のストレス(これはまた別記事に書いている)などなどもあったので、積もり積もって発熱をきっかけに出血として出た可能性もある。
ちなみにストレスの1つである里帰りの内容はこちら。。。
不安だったものの1か月健診まで病院に行かなかった理由
私はずっと出血があるのを気になりつつも、結局1か月健診に行くまで病院に行かなかった。その理由は、すぐに病院に行くべき症状が出ていなかったからである。例えば、私が病院で渡された資料によると、病院にすぐ行くべき症状は下記であった。
- 鮮血が大量に出た
- 悪臭がする
- レバーのような塊が出る
- 発熱や腹痛がある
上記のような症状が出ている場合、子宮復古不全といった子宮の回復に問題があったり、感染症を引き起こしているなどの子宮の異常により出血している可能性があるらしい。しかし、先程言った通り生理のような悪露なので、鮮血で大量に出ているわけではない。塊が出ているわけでもない。臭いも気にならなかったし発熱や腹痛があるわけでもなかったのである。また更に調べてみると、私のような悪露でも病院に行く目安としては血の混じった悪露が1か月以上続くようだったら、ということだったのですぐに病院に行くのは早計だと考えたのである。とにかく1か月健診まで様子見しかなかったのだ。
様子見しかできないストレスの日々
行くべき症状がないとはいえ、血の混じった悪露が出続けるのはいつまでなんだろうとトイレに行く度に思うのは大変ストレスだった。また不安もぬぐい切れたわけではなかった。自己判断が一番危ないので、そのほかの症状を見逃しているだけで何か子宮に問題があるかもしれない。そんな風に不安になるのである。出産の傷は痛いわ、血は出てるわ、里帰り先は最悪の空気だわでストレスの毎日だった。なので血が止まっただけでも心の負担が1つ減った時はとにかくとにかくうれしかったのを覚えている。
最後に
出血が止まらないと不安な方、少しは不安の軽減になっただろうか。私が思うに、1か月健診の日に「やっと今日病院に行ける!相談できる!」という安心感からストレスがなくなって出血が止まったのではと思ったりしている。色々と体がボロボロな中、悪露も1つのストレスになると思うが、止まるまであともう少し。